PDTの原理

日本光線力学学会 安全委員会委員長
慶應義塾大学 理工学部 名誉教授
荒井恒憲

目次:PDTのマクロな視点の原理説明

  1. Photodynamic Therapy(PDT)の定義と身近にある光感受性物質
  2. 光感受性物質とその体内での動き
  3. 光感受性物質に光を照射したときの物理的な作用
  4. 癌細胞・癌組織における生物学的作用

補足:
この記事は筆者の知見を簡単に記載したものです。PDTの原理に関しては、十分に議論が尽くされていない側面もあり、誤り等あればご指摘いただきたく御願い致します。簡単の為、定性的な書き方を使っています。本稿では試薬で行われた結果でも理解の為、市販薬剤名を使っています。

1. Photodynamic Therapy(PDT)の定義と身近にある光感受性物質

2. 光感受性物質と体内での動き
狭義のPDTで使う腫瘍への「集積性」

3. 光感受性物質に光を照射したときの物理的な作用

4. 癌細胞・癌組織における生物学的作用